接続水域 排他的経済水域 違い
引用元:接続水域 - Wikipedia
ケンサク結果
1海里は約2キロ
1.領海…海岸基線から12海里まで
2.接続水域…領海線から12海里まで
3.排他的経済水域…海岸基線から200海里まで
接続水域への軍艦浸入がヤバイ理由
警備艇と軍艦の違い
警備艇と軍艦の一番の違いは、ズバリ言って所属と武装である。
中国海警局所属の警備艇は非武装か機関銃、最大でも37mm機関砲程度の武装であり最大射程も8キロ前後。
対して中国海軍所属の軍艦(今回の場合はフリゲート艦)は100mm連装砲を始め対艦ミサイルやロケットなどの武装が盛り沢山。最大射程は艦砲射撃で約22キロである。
すぐそこに浮かぶ脅威
ここで海域の話に戻る。
わかりやすく一海里を約2キロと換算した場合、接続水域は海岸から約24キロから48キロの海域を指すことになる。
つまり接続水域とはいっても領海線に限りなく近寄れば約24キロほどの距離に軍艦を浮かべる事ができるわけだ。
振り返って、先ほどの軍艦の射程をみると艦砲射撃が約22キロ。
その差、たった2キロしかない。
ましてや軍艦は警備艇と違って攻撃用の艦艇であり、そんなものが領海線あたりをウロつくのは明らかな威圧行動に他ならない。
中国は、その気になればすぐにでも攻撃のできる位置に武器を並べているわけだ。
中国の目的
東シナ海の問題にしろ尖閣周辺の問題にしろ、中国はやり過ぎなぐらいの挑発行為を繰り返している。
なぜか。
それはおそらく、相手に手を出させるためである。
挑発行為の裏側には、いつも相手が乗ってきた時のシナリオが考えられており、あれよあれよと言う間に手を出した方が一方的に悪い事にされるのだろう。
そして、二国間交渉の席に無理やり座らされてしまうのだ。まるでヤクザのようである。
もちろん、挑発を受けているいずれの国も、その挑発に乗る気はさらさら無いに違いない。
違いないが、この先も中国の挑発がエスカレートした場合、国内では毅然とした態度を国に求める声が大きくなってくるだろう。
だが、それこそが中国の思うツボなのだ。二国間に領土・領海の問題があると認めてしまえば、国同士のパワー勝負になってしまうのだから。
国家と国民が冷静に将来を見据えることを願ってやまない。
関連ワード
【中国 南シナ海 埋め立て - Google 検索】
目と鼻の先に基地を作る。
国として最大限の挑発行為だと思う。
【中国 領海宣言 - Google 検索】
そもそも中国の主張する領海線が国際的なものと違うのが問題
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