ケンサクの検索履歴

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チープカシオ

ケンサク結果

もう「一周回ってカッコええやん(笑)」とは言わせない。
1.チープカシオは安い。千円〜三千円で買える。
2.元が安いから思い切ったカスタマイズに挑戦できる。
3.安いから服装に合わせて気軽に買い変えられる。

チープカシオと私

先日、同期の結婚式に参加した時のこと。
ラフな格好に着替えてからの二次会で、別の同期が私の腕時計を見て言った。

「なかなかええやつつけてるやん(笑)」

そう言う同期の腕には高そうな時計が輝いていた。
名前もわからなかったが、私のつけている千円の時計とは格が違う事だけはハッキリとわかった。

私は時計の価値が人の評価に直結するとは考えない人間だ。
だから自分がどんな時計をしていても使いやすければそれが一番だと思うし、相手がどんな時計をしていても一切気にすることはない。

だから高価な時計を着けている人間に何を言われても気にはしてない。してないったらしてない。
でもチープカシオと呼ばれる時計はいい時計なのになあと少し残念に思った。

チプカシの魅力と自由度

そんな訳で今回はチープカシオである。
関連するキーワードを絡めながら検索結果と所持しているチプカシ(ツウはこう呼ぶらしい)を紹介していきたい。

決してチプカシを着けている自分を正当化したい訳ではない。
普段使わない太字を使ったからといって勘ぐらないでいただきたい。
むしろ目次まで付けるほど長くなった本文からチプカシ愛を感じてほしい。

目次

チプカシとは?

結構昔から一部で流行していたので、すでに下火になってしまったかと思い検索してみたが、定期的に各所で取り上げられており、そんな事はなかったようだ。

チープカシオとは、CASIOが出している腕時計の中でも千円〜三千円くらいの値段で出しているラインナップを指す。
公式サイト上では三千円〜五千円の値段設定だが、この通りの値段で売られていることはあまり無い。

最も目にする機会があるとすれば、ホームセンターの時計コーナーだろうか。
プラスチック製ケースに入れられて吊るし売りされているのを見ることができるはずだ。

引用:
https://twitter.com/mozumichael/status/666563890327646208

余談だが、CASIOの公式サイトで一連のラインナップを探すのにはコツがいる。
G-SHOCKなどと違って表にドーンとリンクが表示されていないからだ。
検索したい場合は【ウォッチ検索】ページから【ブランドで選ぶ】の中の『その他』を検索してみるといいだろう。

なぜチプカシが話題になるのか

最も有名な理由は、これをアルカイダの司令官だったウサマ・ビン・ラディンが着けていたという話だろう。


装着しているのは、F-91W-1だと思われる。

関連した話では、テロリスト組織ではこの時計を用いて時限爆弾を作成するとか、この時計を着けている人間はテロリストだと米国の公文書に書かれているといった話もある。

また、20年以上も屋外に放置されていたチープカシオが発見され、7分遅れただけで稼働していた、なんて話も見られた。
G-SHOCKなどならともかく千円程度の時計でこのタフさは凄い。

この記事に対する海外の反応を見ても、自分も着けてるぜえって反応が多くチプカシが愛されていることがわかる。

優秀な機能と低価格、そして人に愛される時計。
チプカシはワールドワイドなのだ。

チプカシの弱点

素晴らしい時計であるチプカシにも弱点はある。
あえて少ない弱点を晒すことで、チプカシの愛らしさを知ってほしい。

見た目が安っぽい

これはどうしようも無いし実際に安いのだが、やはり一目で安いとわかる。
よく言えばレトロ、悪く言えばオモチャ感漂う時計なのだ。

ベルトの耐久度が無い

値段の割にフィット感のあるベルトなのだが、残念ながら耐久性はそんなに無い。
本体よりも先にベルトが千切れてしまい買い換える羽目になることもある。
だが、これは後述する内容で克服可能だ。

重い・厚い時計が着けられなくなる

日常的にチプカシを着けていると、改まって重い・厚い時計を着けるのが億劫になってしまうためである。

チープカシオは薄くて軽い。どれも重さ20グラム、厚さ10ミリぐらいしかない。
これは一般的なG-SHOCKの半分の厚さであり、重さに至っては1/3〜1/2しかない。

数値ではわかりにくい人も、時計を着けている状態と着けていない状態を考えてみればハッキリとわかるだろう。チプカシの装着感は何も着けていない状態に限りなく近い。
メリットがデメリットになる珍しい例だと言えるだろう。

私のチープカシオ

ここで私が普段使いしているチープカシオを紹介する。

型式はF105w-1A。
ブルーのバックライト点灯が特徴である。

購入したのは2012年、今年で丸4年が経とうとしているが電池切れの気配はない。
購入してから比喩では無く土の上を這いずり回り泥にまみれてきたが、故障することなく動いてくれている。

ただ、ベルトだけは切れてしまったので別途購入した物を着けている。
NATOベルトと呼ばれるタイプの物で取り外し容易、頑丈、フィット感抜群の優れ物だ。

たまに別の時計を購入することも検討するが、やはりラフに扱える上に機能十分なチープカシオでいいかとなってしまう。
流石に壊れたら買い換えるかと思うのだが一向に壊れる気配もない。
買い換え時がわからないのもデメリットになるだろうか。

チプカシ・カスタマイズ

チープカシオは値段の安さからカスタマイズに躊躇する必要が全くない。
また、特別な技術がなくともベルトを交換するだけでも雰囲気はガラッとかわる。

引用:Nato Watch Strap on Twitter: "Casio Watch Nato Strap - http://t.co/cjFbmvIa5A http://t.co/5gIfMVFUsE"

他にも、フェイスにシールを貼って雰囲気を変えてみたり

引用:チープカシオをおしゃれに改造!ステッカーで楽しくカスタム! | カシオ腕時計マニアックス

もっと本格的にリペイントしたり、液晶を反転してみてもいいだろう。

引用:チープカシオ カスタマイズ研究所: CASIO A158WA-1JF カスタマイズ編 - 文字盤再塗装・反転液晶化 | CASIO A158 AE1200などチプカシをカスタマイズ

なんと言っても、失敗しても千円程度の支出でしかないのだから、思いっきり失敗できる。

手を加えて工夫した時計は世界で1つの『自分だけの時計』となる。
それはきっと、数十万円の既製品よりも自分の満足感を満たしてくれる事だろう。
それこそが、値段や機能に左右されないチプカシの魅力なのである。

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