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舛添 違法ではないが不適切

ケンサク結果

ごめん、何言ってるかわからない。
馬鹿なのかな、私が。
1.舛添東京都知事は自らが依頼した第三者機関である弁護士から調査報告書を受け取った。
2.報告書では違法ではないが不適切な使途の支出があったと指摘があった。
3.舛添都知事は今後、別荘を売却する他、指摘のあった部分について一部返金を行う見通し。
4.現時点で都知事辞任の意思は全くない。

都知事の責任

都合のいい『適法』の解釈

違法ではないとの一言は、舛添氏をどれだけ安心させただろうか。
元々言われていた通り、政治目的であるとすればどんな支出も可能となるあたりが問題なのだが、このあたりがザルすぎることは舛添氏の責任ではないので置いておく。

問題は違法ではないとの言質を取った舛添氏が取る態度である。
まるで先生から「舛添くんは悪くないんだよ」と言われた子供の様に、だって違法じゃないんだもんと開き直る。

辞任の結果として更に税金を投入して選挙しなければならなくなるから、現段階で辞任されるのも都民が困るのだが、ちょっとこの態度は問題の大きさがわかっていないのではないか。

国民は別に、頭髪が焦土作戦実行中のおっさんが美味い汁を吸ったことを羨んで怒っているわけではない。
不誠実なお前は信用できんと怒っているのだ。

不誠実な知事は問題か?

大問題である。
そもそも知事は都民の代表として、都民の投票を受けて選任される職である。
知事は結局のところ信用職なのだ。

任期ガーとか選挙費用ガーとか違法性ガーなどといった些末ごとより何より、一連の態度で信用が地に落ちた知事は知事として相応しいか?を考えるべきではなかろうか。
答えはもちろん、ノーである。

舛添氏の取るべき責任は?

そんな、信用を失墜させた知事が取るべき責任は何か。

  1. 信用が無いので辞職する。
  2. 信用されるよう行動する。

この2択しか無いだろう。

確かに、舛添氏には辞職したり給料ボーナス全額返金をする義務は無い。
だが、無いのは『義務』だ。義務は誰かから示されて仕方なくやるべき事柄である。

信用職である知事に、都民から受けた信用を維持する必要があると考えれば、何らかの形で行動し、信用を回復させる『責任」があることは明白だろう。

どこまでやれば納得するか

こればっかりはわからない。
そもそも一連の報道で舛添許すまじの空気が醸成されていて、下手な行動は全く効果をなさないのではないかなあと思う。

だが、知事が信用を必要とする職であると舛添氏が理解しているのなら、これからも信用回復のために努力してくれることだろう。
このまま問題を放置すれば、次につながる知事の信用問題にも発展しかねないのだから。

無名時代にはリーダーがとるべき責任について厳しく言及していた氏のことである。
このまま事件が風化するまで、のうのうと知事の椅子に居座るということはすまい。

たぶん。

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責任が給料で決まるとは思えないが、給料分の働きをする義務はあるだろう。
給料額が都民の信用と期待によるものと思えばなおさらだ。

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